肩こり解消の近道とは？

厚生労働省の実施している「国民生活基礎調査」によると、肩こりは身体に見られる症状の中で、女性では1番の悩みとなっており、男性の場合も2番目の悩みとなっています。

では、なぜそれほど多くの方が肩こりを訴えるのでしょうか？
また、なぜ肩こりが治らないのでしょう？

それは、肩こりの本当の原因を取り除けていないからです。

では、肩こりを治すにはどうすれば良いのでしょうか？

今回の記事では、整体院や整骨院での肩こり治療についてと、肩こりの本当の原因などについて紹介したいと思います。

整体院での治療と整骨院での治療の違いは後ほど書きますが、「肩こりは整体と整骨院のどちらで見てもらった方がいいの？」という質問への答えは、整体院でもあり整骨院でもあります。

どういうことかというと、肩こりには健康保険が適用されないので、保険診療を受けることはできません。そういった意味では整体院です。施術的には整体院で治療を受けても整骨院で治療をうけても変わりはありません。

基本的に整骨院で健康保険が適用されるのはケガ（捻挫、脱臼、挫傷など）だけであり、肩こりや慢性腰痛に関しては、原則として健康保険が適用されることがありません。

ただ、柔道整復師の国家資格を持ったスタッフがいる整骨院では、肩こりに対する自由診療（自費診療）が行えます。そういった意味では、肩こりも整骨院で見てもらえます。

竹原メディカル整体院のモットーは、肩こりの本当の原因を追及し、全身のバランスを整え、「肩こりを感じない日常」というゴールへ向かって皆様を導くことです。

そこで、当院と他の治療院との違いを紹介したいと思います。

マッサージ師も柔道整復師と同様、国家資格所有者ではあるのですが、マッサージの場合、どちらかというと身体の表面にある筋肉をほぐすのが得意です。
しかし、肩こりの原因は身体の深い場所にあるケースがほとんどなのです。

そのため、リラクゼーション効果を求めるのであればマッサージがおすすめといえますが、症状を改善したいのであれば、竹原メディカル整体院のような根本改善をおこなっている整骨院・治療院で、肩こりの原因から取り除く施術を受けたほうが良いでしょう。

当院も整体院と名乗っているのですが、一般の整体院とは異なり、整骨院と同じく柔道整復師の国家資格を持つスタッフが施術に当たっています。

一般的な整体院の整体師は国家資格を持っていない、いわば一般人です。もちろん、民間の整体師さんにも優れた技術を持つ方がいますが、柔道整復師のように専門学校で医学的知識を学び、その上で国家資格に合格しているわけではありません。

人間の身体は繊細にできているので、粗暴な施術を受けると、かえってケガをすることにつながりかねません。そういった意味では、筋肉や骨に関するプロフェッショナルが在籍する当院で施術を受けたほうが安心です。

整形外科は整骨院と同じく国家資格を持つ「医師」が治療に当たる場所であり、骨折や脱臼をした場合、整形外科を受診するのが一般的です。

ただ、整体院・整骨院との違いは整形外科では主に画像診断（レントゲンやMRI）の結果から、治療法を選択するということです。しかし、画像診断では肩こりの原因が分からないことが多いのも事実です。

例えば、日本人の2800万人が抱える腰痛も、画像診断の結果85%が原因不明とされています。なぜかというと、レントゲンなどの画像診断では骨や神経しか見ないからです。

腰痛・肩こりに限らず、ほとんどの症状は筋肉や筋膜、腱、靭帯といった軟部組織の緊張からもたらされます。整形外科では軟部組織を観察することがほとんどないため、多くの症状が原因不明とされるのです。

当院で施術に当たっているスタッフは、いわば軟部組織に関するエキスパートです。そのため、症状の原因を発見し、改善に導くことが可能なのです。

整骨院と接骨院は、基本的に同じだと考えて間違いありません。かつて柔道整復師が勤務する施術所のことを「骨接ぎ（ほねつぎ）」と呼ぶことがありましたが、そこから接骨院という名前が登場しました。

ただ、現在では骨を接ぐ（骨折を治療する）場合、整形外科を受診するケースがほとんどです。そのため、最近では整骨院（骨格のバランスを整える治療院といった意味）という名前を付けるケースが増えています。

肩こりはとても身近な悩みの1つですが、命に関わるような疾患ではないため、これまであまり熱心に研究されてきたとは言えないのが実情です。
そんな中、東京医科大学の研究によって、肩こりのメカニズムが次第に明らかになってきました。

まず、肩こりが起こる大前提として、肩や首の筋緊張があげられます。硬くなった筋肉は血管を圧迫し、筋疎血（きんそけつ）を起こします。筋阻血とは、簡単に言うと血行が悪くなることです。

筋疎血を起こした場所には痛み物質が生じ、筋肉痛のようなチクチクとした痛みを生じます。本来であれば、血液の流れによって痛み物質も流されるのですが、血管が圧迫されていると、痛み物質をその場にとどめてしまいます。

そして、このようなことが繰り返されることで、肩こりが徐々に慢性化、重症化するというわけなのです。

先ほど、筋緊張によってもたらされる筋疎血から、肩の痛みが生じると説明しました。では肩の筋肉を緩めればそれでいいのかというと、問題はそれほど単純ではありません。

そこで、肩こりの本当の原因について原因別に見ていきましょう。

肩こりの本当の原因の1つが不良姿勢です。デスクワークなどで長時間前かがみになっていると、頭の重さを支えるために首や肩の筋肉に負担がかかります。

また、ソファや椅子に深く腰掛けるなどすると、骨盤が後ろに倒れ猫背気味になります。猫背気味になると、バランスをとるために顔の位置が前にスライドするため、やはり首や肩の筋緊張が増す結果となります。

つまり、肩こりを根本から改善するためには、姿勢や骨盤のバランスを整えることも重要だというわけです。

肩こりは筋疎血によって起こるということなので、血行不良が見られると、肩こりのリスクも増すこととなります。

血行不良の原因としては、冷えや運動不足、入浴習慣、衣服、食習慣など様々なことがあげられます。

自律神経は交感神経と副交感神経から成っており、私たちの生命活動のすべてに関わっているといっても過言ではありません。

血液が全身の隅々にまで送られるのも、気温の変動に応じて体温を調節するのも、髪の毛や爪を成長させるのも、すべて自律神経の働きによるものです。

ところが、ストレスや疲労、睡眠不足などが原因となって自律神経のバランスの乱れると、交感神経が優位になり、心身が緊張状態に陥ります。

交感神経が優位になると、血管が収縮して血行不良を招きます。その結果、肩がこりやすい体質になってしまうのです。

結論から言うと、肩こりは体からのSOSの「結果」でしかありません。
そのため、痛みを感じる肩だけを見ていても、肩こりを根本から改善することはできません。

そこで肩こりの本当の原因を知り、痛みのもとを改善する必要があるのです。

当院では自然状態を理解し、人間の身体に必要な水、呼吸、光を理解して、独自の整体法で身体の全てを調整していきます。

肩こりの本当の原因からも分かるように、肩こりの原因が肩にあるケースはほとんどありません。そのため、身体のすべてを調整することが重要なのです。

一口に肩こりといっても、その原因は人によって実に様々です。そのため、いろいろな角度から肩こりの原因を検証する必要があります。

私はこの世界に入って30年以上、いろいろなタイプの肩こりを改善してきました。なぜそのようなことが可能なのかというと、私には長年の経験によって、病院では見落とされがちな原因を見抜くことできるからです。

• 肩こりは治らないものと諦めている
• どこにいっても肩こりは良くならない」

そのような方はぜひ一度、当院の施術をお試しください。
きっとその肩こり、良くなりますよ。