世界中で新型コロナウイルスが流行して半年が過ぎました。
日本でも新しい生活様式の必要性が叫ばれてはいますが、まだまだ十分に浸透しておらず人との関わりが減ることでストレスをため込みやすい状況が続いてはいないでしょうか?
特に会話や笑顔が少なくなることで表情筋が硬くなったり、肩周りの筋肉が凝りやすくなったりするでしょう。
結果として、呼吸時に可動する胸郭や横隔膜の動きも抑制されてしまう可能性もあるのです。
そこで今回は自宅でも簡単に取り組める、ペットボトルを使用した呼吸の巡りをよくするためのセルフケアの方法についてご紹介していきます。
リモートワークによる身体の不調
コロナウイルスの影響により新しい生活様式として取り入れられているのがリモートワークです。
しかしリモートワークでは、自宅の環境という事で、なかなか集中して取り組めないこともあるでしょう。
そのような場合では、椅子に持たれ背中が曲がったり、骨盤が後傾したりした姿勢で過ごす時間が増えてしまいますよね。
そのため、腰回りの筋肉や頚部から肩にかけての筋肉に負担がかかり、様々な不調として身体に生じてしまうのです。
座る姿勢と身体の歪み
デスクワーク中に座る姿勢において注意しなければならない場合ことは、骨盤の傾き(前傾・後傾)を予防する事を注意しなければなりません。
なぜなら、土台となる骨盤が歪むことで腰椎や肩周囲の筋肉の緊張が高まり腰痛や肩こりを引き起こしてしまうのです。
さらに背中や肩周りの筋肉が凝り固まることで、胸郭や横隔膜の動きにも影響があるのです。
そのため、円背や肩甲骨が外側に位置している方は、年齢を重ねるにつれ呼吸機能に弊害が出る可能性もあるのです。
他にもスマホ首などどうしても、長時間同じ姿勢をとることで身体に不調を感じる機会が多くある方も多いです。
しかし、実際に時間をかけてケアに通うことが難しい方がいるのも現実です。
そのような場合には、「セルフケア」を日常生活に取り組むことをおすすめします。
呼吸方法のセルフケアが大切な理由とは?
呼吸は普段何気なく行っている方が大多数ですが、実は私たちの健康と密接な関わりがあります。
呼吸を調節する中枢は延髄と呼ばれる箇所ですが、交感神経と副交感神経と呼ばれる自律神経から呼吸数や呼吸のリズムが調整されています。
呼吸方法のセルフケアに取り組むことで、この自律神経のバランスを整える効果が期待できるのです。
具体的には、深く大きい呼吸をすることで副交感神経を優位としたリラックス効果が期待できるはずでしょう。
ペットボトルを使った呼吸のセルフケア方法のご紹介
ペットボトルは身近にある道具に関わらず、実は身体のケアを行うためにはとても有効な形状をしているのです。
ペットボトルを使う方法としては以下の効果が期待できるでしょう。
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- 呼吸筋のこりをほぐす
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身体を支える筋肉は姿勢と密接な関係があります。
特に呼吸筋や呼吸補助金などは肩こりや横隔膜の可動性と連動しています。
そのため肩や首周りの筋肉に対してペットボトルを転がしたりさすったりすることで、筋肉の硬くなっている部分(筋硬結)の凝りをはがす効果が期待できるのです。
よって結果として呼吸筋の負担が軽減されるのです。
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- 表情筋を和らげる
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コロナ禍のストレスによりマスクをつけて生活をしている人がほとんどではないでしょうか?
マスクをつけたり日々ストレスを感じて過ごしたりしてしまうことで、表情がこわばり頬や口周りの筋肉が固くなるのです。
表情筋が硬くなるとほうれい線やしわ、たるみなど実年齢よりも年齢を重ねた様に見られてしまう事もあるはずです。
そこで、ペットボトルを表情筋に当てて転がし、しっかりとさすることで凝り固まった表情をほぐすことができるでしょう。
また、蓋の部分で局所を押したりすることも有効でしょう。
ペットボトルの選び方
ペットボトルを使う際には、あまり柔らかすぎるものは避けましょう。
どうしても力を込めて押すため、柔らかすぎると潰れてしまうからです。
そのため、通常の物より少し硬めの物を準備してセルフケアを行うようにしましょう。
ペットボトルの使い方
ペットボトルは使い方によっては水を入れて固さを調整しましょう。
また、アイシング効果を得たい場合には冷たい水を、温熱効果を得たい場合には暖かいお湯を使用するようにしましょう。
セルフケアの方法
最近では、YouTubeなどの動画でも簡単にセルフケアの方法を検索することができます。
特に動画であれば、、方法も分かりやすいため既に活用されている方もいるかもしれません。
例えば「自宅・セルフケア」などでも分かりやすい動画を見つけることができるかもしれません。
もちろん、そのような方法は取り入れてもらうこともよいと思います。
竹原・広島メディカル整体院でもYouTubeにてペットボトルを利用したセルフケアの方法を発信しております。
分かりやすくペットボトルの使い方や使用する際の注意点をお伝えしているのでぜひご覧ください。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません
呼吸と美容の関係
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- 自律神経を整えストレス解消
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呼吸を上手く行うことは自律神経を整え、体内環境を整えることに繋がります。
普段は何気なく行っている呼吸ですが、興奮している時には息が荒く、体調が悪い時には浅く速くなど、呼吸状態で身体の状況を把握することができるのです。そのため、日常生活の中に呼吸に集中する時間を取り入れることが重要となるのです。
例えば、大きく息を吸う深呼吸や腹式呼吸など習慣化することで、自然と免疫や自己治癒力の向上に繋がるケースもあるのです。特に浅い呼吸であれば必然的に呼吸筋が固い場合や肩周りや胸郭、横隔膜の動きが悪くなっている場合が多いのです。
そのためセルフケアや施術により筋肉の可動性を取り戻し、正しい呼吸方法を再獲得する必要があるでしょう。
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- 深呼吸によりダイエット効果
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深呼吸は呼吸補助筋、呼吸筋ともに活性化することができます。
そのため、大きく息を吸えば酸素をたくさん取り込み、結果としてエネルギー消費量が増えて代謝をアップさせる効果が期待できるのです。また、身体が温まると血管も拡張しやすく、血液やリンパ液の巡りもよくなるのです。
そのため、適度な運動などと組み合わせることで身体の中の不要な老廃物が流され、代謝物が溜まりやすいお腹や、ふくらはぎなど部分痩せの効果も期待できるでしょう。
加えて体幹や肩甲骨を固定するインナーマッスルを鍛えると、より相乗効果が期待できるのです。
なお、竹原・広島メディカル整体院ではトップアスリートから高齢者、子どもにも分かりやすく丁寧なトレーニング方法の指導や身体の鍛え方の相談にも乗っていますので、一人でセルフケアを行うことが難しい場合にも個人に合った助言を行っています。
自宅でのセルフケアをより上手くとりいれるために
セルフケアを行う上で最も難しいことが「継続する」ことでしょう。
1人で取り組むと難しいかもしれませんが、YouTubeなどの動画教材も上手く活用し日常生活の中にセルフケアを習慣化させることをおすすめします。
また、定期的に身体の不調や状態を確認することでよりセルフケアの効果を高めることができますね。
当院では、コロナ対策など感染予防はもちろん、充実した研修制度などスタッフの教育にも
力を入れており、必ず身体の不調の軽減、解消のお力になれるはずです。
これまで他の治療院や整骨院で不調やお悩みが解消されなかった方、美容やセルフケアに興味がある方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。